みなさん、こんばんは、今日も当ブログにお越し頂きありがとうございます😊
さて、前回の続きをお話しさせて頂きますね。
母が連れてきたリリーちゃん(当時はまだ名前はつけていなかったのですが)、あちこちに情報を流して飼い主さんを探す事になったのですが、まだネットもない時代、なかなか名乗り出る人がいなかったのですが…
ある日突然、電話があり、最近飼っていた犬がいなくなり特徴が合致するのですぐに見に行きたいとの事でした。
私は母からその話を聞き、正直落胆しました。
私の中ではこのままどこからも連絡がなくウチで飼うことになりそうな流れでしたので内心そうなる様願っていたのです。
そして、運命の瞬間が訪れました。(少しオーバーですね)
その名乗り出た人が引き取りに来たのです。母が対応にでている間、私はというと家の奥で落ち着かずウロウロと部屋の中を歩き回ってました。
母と引き取りに来た人の声が聞こえてきます。ただ内容までは聞き取れません。そんな時間がゆっくり過ぎて行きました。
突然、話が途切れたなと思っていると人の帰る気配が……
ああ、やっぱり引き取られてしまったんだなぁと思いましたが、そこは何とかワンちゃんと飼い主さんにとっては一番良かったと自分を納得させるしかありませんでした。
母が部屋に入ってきて私に話しかけました。
私はその宣告を聞くのがまだ嫌で母の方を見ることもできませんでした。
母はこういいました…
「犬を見せたんやけど、ウチの仔とちゃうって言ってたわあ」
我が耳を疑いました。そして、母の方を見ると迷い犬が抱っこされているではないですか❗️
もう、覚悟を決めていた私は少し拍子抜けしてしばらく黙っていました。
その後、無事⁉️にどこからも連絡はなく、ウチで飼うことになったリリーちゃん、かなり賢い仔で基本的な芸、オスワリ、オテ、オカワリ、フセ、マテ、オマワリなどすでにきちんとできてる仔でした。
そんなリリーちゃんのお話はまた次回へと続きますね😊